明細書の発行についてIssuance of statement
当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、2023年9月7日より、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することといたしました。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、2023年9月7日より、明細書を無料で発行することといたしました。
なお、明細書には「使用した薬剤の名称」や「行われた検査の名称」が記載されます。 その点ご理解いただいた上で、明細書の発行を希望されない方は、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、会計窓口にてその旨をお申し出ください。
保険外負担に関する事項Non-insurance burden
当院では、証明書・診断書等の文章について、下記のように実費のご負担をお願いしております。
診断書(当院定形用紙) | 2,000円 |
診断書(院外書式) | 5,000円 |
生命保険診断書 | 5,000円 |
学校関連の診断書 | 500円 |
特定疾患臨床個人調査表 | 7,000円 |
一般のインフルエンザ、コロナの証明書 | 1,000円 |
指定医療等Designated medical care, etc.
- 保険医療機関
- 生活保護法等指定医療機関
- 難病指定医療機関
- 結核指定医療機関
- 発熱等診療医療機関
オンライン資格確認についてonline qualification verification
当院では、オンライン資格確認により受診歴や薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得し診療をいたします。
取得した診療情報等は診察室で医師が確認できる体制をとり、以下のように活用いたします。
- 薬剤情報を確認し重複投与がないようにします。
- 特定健診の結果を診察時の判断や処方薬を選択する時に活かします。
このように、当院ではより質の高い医療を提供できるよう医療のDX化に取り組んでおります。 ご来院時にはマイナンバーカードをご持参いただき、オンライン資格確認にご協力をお願いいたします。
電子処方せんについてelectronic prescription
当院では、電子処方せんをご利用いただけます。
電子処方せんは、これまで紙で発行していた処方せんを電子化したものです。
メリットは以下のような内容があります。
- 複数の医療機関・薬局間で情報共有し同じ成分のお薬や、よくない飲み合わせのお薬の処方を防ぎます。
- マイナポータルでご自身の直近のお薬状況が確認でき、飲み合わせの確認など日常生活でのお薬のリスクを抑えます。
- 処方せん情報をあらかじめ薬局に送ることができ、お薬の受け取りがスムーズになります。
電子処方せんの利用についてはマイナ保険証のご利用が便利です。ご来院時にはマイナンバーカードをご持参いただき、オンライン資格確認にご協力をお願いいたします。
当院から処方する医薬品についてelectronic prescription
一般名処方の取り組み
現在、一部の医薬品の供給が不安定な状況が続いています。そのため、当院では、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の商品名ではなく、医薬品の有効成分をもとにした「一般名処方」を行う場合があります。「一般名処方」により、医薬品の供給不足が生じた場合であっても、必要な医薬品が提供しやすくなります(※)。一般名での処方について、ご不明な点などがありましたらご相談ください。
- 「一般名処方」とは、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することです。これにより、供給が不安定な医薬品であっても、有効成分が同じである複数の医薬品から選択することができ、患者さんに必要な医薬品を提供しやすくなります。